市が豚熱(CSF)緊急防疫を実施
(2020年09月30日)
市内養豚農家を支援
高崎市内の養豚農場で豚熱が発生したことを受け、高崎市は豚熱緊急防疫を実施している。迅速な緊急対策により、今後、豚熱を発生させないよう市内養豚農家を支援する。
実施内容は防護柵の緊急点検、施設・設備改修、野鳥を介してウイルスが農場内に持ち込まれないように対策する防鳥ネットの設置、農場へ進入する車両を消毒するための動力噴霧器を市が購入し市内の全養豚農家に配布、今後実施する豚熱ワクチン接種代の全額補助となっており、総額1億円を予定。
防護柵緊急点検では、全ての養豚農家について養豚場周辺の防護柵が正常に設置されているか、損傷していないか、小動物が入り込むスペースがないかなど高崎市職員が農場に出向いて点検する。9月29日、30日に2人体制で、19農園で実施する。防疫面を徹底し防護服の着用、消毒を行い農家と調整の上で実施する。
点検結果で不具合等が確認された箇所の改修や防疫対策のための備品購入などの経費を市が負担する
富岡賢治市長は「豚熱を防ぐために考えられる対策を全て実施する」とコメントしている。
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