市内養豚場で豚熱確認
(2020年09月28日)
5千頭を殺処分
高崎市は9月28日の高崎市議会市民経済常任委員会で、市内養豚場で豚熱(CSF)の患畜が9月26日に確認され、県が当該養豚場で飼育されていた豚=5390頭を殺処分したことなどの対応について報告した。
高崎市の報告によれば、9月25日に農場から群馬県に複数の豚に異常な状態があると連絡が入り、県の検査機関で検査したところ豚熱(CSF)感染の疑いが出た。さらに国の検査機関で検査したところ9月26日に豚熱の陽性が確認された。
豚熱が発生した農場では、飼育している全ての豚について陽性か否かに関わらず、殺処分しなくてはならず、群馬県の発表では、農場で飼育している5390頭の殺処分を9月26日夜から開始し、9月27日夕までに1120頭、28日夕までに2371頭を実施した。県では、殺処分とあわせて発生農場敷地内に埋却処分を行い、作業は9月29日頃までに、また消毒作業は10月1日頃に終了する予定。
高崎市は県からの要請により、現地事務所を開設し、保健師による防疫従事者の健康管理、農場への物資運搬に対応、住民説明を実施している。
高崎市は県や関係機関と連携し、再発防止に万全の対策を講じていく。
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