柳川町が山車を改修
(2020年08月6日)
本当なら「祭りでお披露目」に
柳川町山車保存会(小林章会長)は、いたみが激しくなった山車を修復し、8月2日に組立て作業を行った。
山車の修復は、長く町内の懸案となっていたそうだ。胴部やせり上げ部などを新しく作り直した。
山車の修復は専門的な技術を要するために、町内では修復技術を持った職人を探したところ、秩父の宮大工に依頼した。鉄くぎを使わずに組み上げる伝統技法により、構造部を復元。修復費用は高額のために、長く町内で積み立てを行い、高崎市が伝統文化の継承を目的に創設した補助金も活用した。
今年の高崎まつりは、市制120周年で全町内の山車が出場する予定であったため、お祭りの日程に間に合わせ、お披露目をする予定だった。新型コロナウイルスの影響で、高崎まつりが中止になってしまい、とても残念だと、町内では話している。
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