群響が自粛後の初公演

(2020年07月20日)


音楽ホールで弦楽四重奏

群馬交響楽団は新型コロナウイルス感染症の拡大により、演奏会を自粛していたが、警戒度緩和により、感染症対策に対応した演奏会として、公演活動を再開した。

 

自粛後の初めてのコンサートとして、7月19日に高崎芸術劇場音楽ホールで室内楽演奏会「弦楽器首席奏者による弦楽四重奏」が行われた。

 

出演は伊藤文乃さん(ヴァイオリン/群響コンサートマスター)、山本はづきさん(第二ヴァイオリン首席)、渡邉信一郎さん(ヴィオラ首席)、長瀬夏嵐さん(チェロ首席)。

ハイドンの弦楽四重奏曲「セレナーデ」第二楽章、「皇帝」第二楽章、モーツァルトの弦楽四重奏曲「狩」などを演奏した。

 

この演奏会は、昼の部・夜の部の2回公演で、各回の入場者は施設定員の約4分の1の90人とし、入場時に検温、消毒を徹底した。

観客は一列おきに間隔を空けて着席し、昼の部と夜の部で着席する座席をずらす、ブラボーなどの声かけを遠慮したもらう、入退場時も人混みにならないように工夫するなどの取り組みが行われた。

 

久しぶりの演奏会となり、来場者は美しい響きを楽しんでいた様子だった。

 

 

 

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