清水善造メモリアルコートがオープン
(2020年07月12日)
夢と交流の場所に
高崎市が浜川運動公園拡張事業として整備してきた清水善造メモリアルコートが7月11日(土)にオープンした。
清水善造メモリアルコートは、セミハードコート21面を備え県内最大規模のテニス施設。メインコートは約300人の仮設席と約700人の芝生席がある。
高崎市(旧箕輪村)出身で、日本人として初めてウィンブルドン選手権に出場のテニスプレーヤー清水善造(1891~1977年)を顕彰する意義を込めている。
オープン式典で富岡賢治市長は、浜川運動公園拡張の経緯を述べ、「全国からテニスプレーヤーが集まり、若者の夢となってほしい」とあいさつした。
清水善造の孫・善三氏が愛媛県から駆け付け、「祖父の善造をクローズアップしていただき感無量です。様々な方が交流する場所になってほしい」と期待した。
高崎市出身の清水綾乃選手と牛島里咲選手のエキシビションゲームが予定されていたが、雨のために中止となり、二人は「プレーを楽しみにしてきました。いつかこのコートで試合をしたいです」と話し、グランドスラム(世界4大大会)出場やランキング上位をめざす決意を新たにしていた。
翌日の7月12日(日)から一般利用に開放されている。