榛名湖アーチストレジデンスに車両寄贈
(2020年06月4日)
群馬ヤクルト販売から
高崎市が榛名湖畔で整備を進めている「榛名湖アーチストレジデンス」の運営に役立ててほしいと、群馬ヤクルト販売株式会社(塩谷輝行社長、本社・前橋市高井町)から軽自動車1台が高崎市に寄贈された。6月4日に高崎市役所前で贈呈式が行われ、車両が披露された。
寄贈された車両には、フランキー・スイーヒさんがデザインした図柄が描かれている。フランキーさんはライブイベントや東京モーターショーなどでアーティスト活動を行い、高崎だるまをベースにしたデザインだるまも発表している。榛名湖アーチストレジデンスに関心を持ち利用も希望しているそうだ。「レジデンスには様々なアーティストが集い、交流する。それぞれの色や形が交流し、一つの線でつながり、色合いを変えながら流れている様子をイメージした」とコメントしている。
群馬ヤクルト販売の塩谷社長は「新型コロナウイルスの感染拡大で、芸術・文化の大切さを多くの人が実感したと思います。アーチストレジデンスで芸術が育つ環境を根づいてほしいです」と話している。
榛名湖アーチストレジデンスは、新型コロナウイルスの影響でオープンが延期されている。既に多くの利用希望があり、オープンが待たれている。高崎市は感染の状況を見ながら秋以降にオープンさせる予定で、寄贈された車両はレジデンス宿泊者の送迎や買い物に活用する考え。
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