平成29年度市町村民経済計算
(2020年04月30日)
多くの産業が好調
群馬県は平成29年度の市町村民計算を、このほど発表した。
平成29年度の群馬県の県内総生産(名目)は8兆9704億円で、対前年度比3・4%増、県民所得は6兆5157億円、1人当たり県民所得は332万5千円(5.2%増)となり、前年度に比べて増加した。
市町村別総生産額は、県内35市町村の内、29市町村で前年度を上回った。
県内第1位は高崎市で、市町村内総生産額は1兆5840億円(前年度比3・4%増)、2位は太田市で1兆4849億円(3・4%増)、3位は前橋市で1兆2644億円(1・4%増)。
高崎市の市町村内総生産を産業別に見ると、製造業が3905億円、卸売・小売業が2688億円が上位となっている。
市町村民所得額は、33市町村で前年度を上回った。市町村民所得は雇用者報酬、財産所得、企業所得の合計額。
高崎市が1兆2735億円(4・2%増)、前橋市が1兆1083億円(2・9%増)、太田市が8781億円(5・9%増)となった。
1人当たり市町村民所得は、市町村民所得総額の増加や人口減少により、全市町村で前年度を上回った。
太田市396万6千円、安中市385万1千円、高崎市344万となった
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