第18回吉野秀雄顕彰短歌大会
(2019年12月9日)
応募作品1万首
第18回吉野秀雄顕彰短歌大会が11月30日に高崎市総合福祉センターたまごホールで開催された。この短歌大会は高崎ゆかりの歌人、吉野秀雄の偉業を顕彰し、短歌文化の普及発展や地域文化の振興をはかることを目的に、開催されている。
一般の部146部、学生の部1万752部の応募があり、優秀作品126首が選ばれた。
飯野教育長は「吉野秀雄は貧しさや病とたたかいながら、生涯、歌をつくり続けた。吉野秀雄の歌から人生を愛し、人を愛し、生きることを愛する心が伝わる。この短歌大会は若い人たちからもたくさんの応募があり、更に高崎の文化を更に高めてほしい」と話した。
吉野秀雄賞
一般の部
枕辺に夫の腕時計が時刻む戸を叩くは風来るはづはなし
学生の部
さらば夏プールも祭りも行かぬまま肌白き我は単語帳めくる