「上野三碑」記念事業に見学者多数
(2019年11月7日)
「世界の記憶」登録2周年
上野三碑のユネスコ「世界の記憶」登録2周年を記念し、三碑の特別開扉や正倉跡の現地説明会などのイベントが11月3日に行われた。普段は覆屋のガラス越しにしか見られない石碑を直接見られる機会となり、大勢の見学者が訪れた。
三碑現地ではボランティアが三碑の歴史や碑文について説明を行っていた。
2周年記念として、多胡碑記念館では、企画展「多胡碑の記憶~建郡と正倉跡~」(令和元年12月8日(日)まで)の解説会や天平衣装体験会、古代糸つむぎ体験、上野三碑缶バッジつり、御朱印風記念スタンプの配布、三碑おでんの提供などが行われ、来場者を楽しませた。
また多胡郡正倉跡などの調査現地を歩く探訪会には多くの参加者が集まり、発掘された正倉の礎石などの高崎市文化財保護課の説明を熱心に聞いていた。
上野三碑を知るための連続講演会の第1回が11月2日に行われ、第2回「上野三碑と東アジア文化交流」が11月16日(土)午後1時30分から吉井文化会館大ホールで行われる。講師は平川南氏(人間文化研究機構機構長・前国立歴史民俗博物館館長)。入場無料。申し込み不要。
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