ウズベク民俗音楽家が幼稚園訪問
(2019年11月1日)
音楽で交流深める
ウズベキスタンの民俗音楽家2人が10月24日に下佐野町のみどり幼稚園を訪問し、子どもたちと交流した。
訪問したのは、伝統的な打楽器ドイラ奏者のサブカッチョンさんと、弦楽器サズ奏者のアスルベックさんで、二人はウズベキスタンの国立音楽学校の教授を務める実力者。
約50分間にわたって園児240人がウズベキスタンの民俗音楽を楽しんだ。
「子どもの踊り」の曲などウズベキスタンの伝統的な音楽3曲を演奏するとともに、実際に楽器に触れてみる体験コーナーでは、大勢の子どもたちの手が上がり、好奇心を高めていた。
サブカッチョンさんらは「高崎の子どもたちにウズベキスタン音楽や文化を知ってもらえた。子どもたちの笑顔が見られてうれしい」とみどり幼稚園の訪問を喜んでいた。
演奏の御礼として子どもたちから、高崎のだるまが手渡されると、ウズベキスタンの民俗衣装の帽子「ドップ」がみどり幼稚園に贈られた。
今回の訪問は、日本とウズベキスタンの交流事業の一環で、国内のコンサート活動に加え、高崎市がウズベキスタンのホストタウンになっていることを受けて、子どもたちとの交流事業が実施された。
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