学力向上を地域で推進
(2019年10月4日)
学力アップ大作戦6年目
高崎市が児童生徒の学力向上をめざし、地域の力を活用して平成26年度から実施している「学力アップ大作戦」の全体会議が9月30日に高崎市役所で行われた。各校区の運営委員会のボランティアと学校職員合わせて110人が集まり、情報交換した。
学力アップ大作戦は、保護者や地域市民、学生がボランティアとして児童生徒を指導し、プリント教材を使って基礎やわからないことを繰り返して学習する。子どもたち一人ひとりに合わせた学習で、高崎市内では学力向上の成果が見られている。
子どもたちからは、わからないところがわかるようになった、勉強が楽しくなったなどの感想が寄せられている。
一方、ボランティアはつまづきのある子どもたちに指導する際の不安なども抱えており、他校の取り組みを知りたいという現場の声を受け、昨年からこの情報交換会が行われている。
情報交換会では、城東小学校から事前準備や学習活動について事例発表があり「子どもたちの笑顔のためにがんばっていきます」と決意が語られた。
ボランティアの確保や子どもたちへの対応、学校教員との連携などについてグループで意見交換した。
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