【高崎市長選】富岡氏が無投票3選
(2019年04月14日)
高崎を日本一の地方都市に
高崎市長・市議会議員選挙が4月14日に告示された。
高崎市長選は、告示日の届出締め切り時間までに、現職の富岡賢治氏の他に立候補の届出が無かったため、富岡氏が無投票で3期目の当選を決めた。
富岡氏は、昨年秋に3期目の出馬を表明、2期8年の実績と高崎の更なる発展策を掲げて、選挙戦に向けて体制を整えてきた。
富岡氏の政策に対する内外の評価は高く、後援会組織には市民団体、経済団体などを幅広く糾合、市内全域に拡大した後援会組織で支持基盤を固めている。
前回の平成27年市長選では12万票を獲得し2選を果たした。
今回の市長選では、当初、富岡氏のほかに立候補の動きがなく、無風と見られていたが、今年3月の立候補説明会以降、市内不動産業の紋谷修身氏が記者会見を行い、市長選出馬を表明した。紋谷氏の動向が注目されたが、告示日の前日に、出馬断念を表明した。
富岡陣営は、告示日の朝に高崎神社で出陣式を行い、富岡氏は遊説に出発した。
立候補の届け出が締め切られる午後5時に、富岡氏の無投票当選が決まり、連雀町の富岡後援会事務所に集まった約500人の支持者から大きな拍手が沸き起こった。
中曽根弘文参議、山本一太参議、福田達夫衆議らが祝いに駆けつけ「これまでの実績をもとに更にリーダーシップを発揮してほしい」と富岡市政に期待を込めた。
当選を決めた富岡氏は「皆様の力のおかげ」と支持者に礼を述べ、頭を下げた。「初心に返り、市民のために尽くしたい。高崎を日本一の地方都市にしていく」と高崎の更なる発展に向けて決意を語った。
また、記者団の取材に対し、都市課題の解決策として、幹線道沿線の開発に新しい手法を導入していきたいなど、3期目に向けた意欲を語った。