消防団3団に最新車両
(2019年03月26日)
県内初の小型軽量ポンプ車
更新時期を迎えた消防団の消防ポンプ車3台が納車となり、3月22日(金)に配車式が高崎市等広域消防局で行われた。
高崎市消防団には76台の消防ポンプ車が配備されており、おおむね20年を目安に老朽した車両を計画的に更新している。
今年度の配備は3台で、東部方面隊第1分団と新町方面隊第4分団にそれぞれCD1型消防ポンプ車、倉渕方面隊第8分団に可搬ポンプ積載型消防自動車が配車された。
道路交通法の平成29年3月改正で、準中型免許(総重量3・5トン~7・5トン)が創設され、普通免許で運転できる車両が総重量5トン未満から3・5トン未満となった。
消防団に配備されているポンプ車は3・5トン以上となっているため、改正後に普通免許を取得した若手消防団員らは分団のポンプ車を運転できないので、長期的に解決すべき課題となっている。
今回導入した車両は、道交法改正後の普通免許でも運転できるよう、車両の小型軽量化がはかられ総重量は3・5トン以下となっている。ポンプ性能は従来車両と同等以上となっており、収納スペースも確保された。
この車両は今回、メーカーが21台を製造したもので、高崎での導入は群馬県初となる。
分団を代表し新町方面隊の前川隊長は「高崎市の防災のため、団員一丸となっていきたい」と決意を述べた。
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