映画『家族のレシピ』の味を再現!ラーメンテー
(2019年03月15日)
CAFE高崎じまんで期間限定
映画「家族のレシピ」に登場する料理「ラーメンテー」が高崎オーパ内のCAFE高崎じまんで販売され、話題になっている。価格は800円。
漢方薬風味のスパイシーな香りがシンガポールの情緒を連れて来る。一口すすると口いっぱいに鶏ガラスープの旨みが広がり麺との相性も抜群。柔らかく口の中で溶けるスペアリブも絶品だ。ブラックペッパーがピリッときいて、額に汗がにじんでくる――。これぞ斎藤工演じる主人公・真人が幼い頃に過ごした母の故郷シンガポールと日本の家族のきずなを想って作り上げた味。シンガポール人のソウルフード「バクテー(肉骨茶)」と日本のラーメンを融合した「ラーメン・テー」だ。
高崎OPA7階の「CAFE高崎じまん」で食べられる。4月5日までの限定メニューで、連日、映画の〆のラーメンとして味わう人や、限定ラーメンと認識してふらっとやってくるビジネスマンなどで賑わっている。
日本とシンガポールの外交関係樹立50周年を記念して制作された映画『家族のレシピ』は、アジアの巨匠エリック・クー監督がメガホンをとり、日本では高崎が舞台となった。斎藤工主演、松田聖子共演など、通常鳴り物入りの映画は観てがっかりするパターンもあるので、正直どうなの?とうがった気持ちが先に立つ人もいるかもしれないが、予想は見事に良い意味で裏切られる。ストーリはもちろん、役者陣の演技も、映像も、高崎の風景の切り取り方もナチュラルに楽しめる。バクテー、チキンライス、チリクラブなどシンガポールのグルメに食欲が膨らむ一方で、家族で台所に立ち、食卓を囲む温かさに胸を打たれ、しみじみと「食」がつなぐものの大切さに気づかされる。
映画を堪能した後は、味覚も満たして余韻を楽しむ、まさに4D映画のような醍醐味。シネマテークから高崎OPA7階「CAFE高崎じまん」まで歩いて5分程、この機会に是非ラーメン・テーを味わって。その後は、ロケ地となった場所を訪れ『家族のレシピ』に浸る一日というのはいかがだろう。
映画『家族のレシピ』
2018年 シンガポール他 1時間29分 監督:エリック・クー
出演:工藤工/マーク・リー/ジャネット・アウ/伊原剛志/別所哲也/松田聖子
上映:4月5日まで
シネマテークたかさき(高崎市あら町202番地)TEL:027-325-1744
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