電気柵の設置者に注意喚起
(2015年7月24日)
西伊豆町の感電事故で
群馬県は、静岡県西伊豆町で発生した電気柵の感電事故を受け、鳥獣被害対策として電気柵を使用している設置者に対し、22日に市町村等を通して注意喚起を行った。
県がまとめた安全対策には、1)注意表示板の掲示、2)安全が確認された電気柵用電源装置の使用、3)30ボルト以上の電源(家庭用のコンセント等)から電気を供給する場合は必ず漏電遮断器を設置する、4)電気柵に電気を供給する電路には専用の電源スイッチを設置することが盛り込まれ、特に観光地や住宅地に近い農地に設置している人に対しては徹底をはかっていきたいとしている。県が示した安全対策によれば、こうした対策は、電気事業法に基づく基準により、義務付けられている。