一戸建て需要で復調か/住宅着工数

(2015年7月10日)

4カ月ぶりに1千戸を超える

 群馬県が公表した平成27年5月の「新設住宅着工戸数」で、群馬県内の着工数が5月は1096戸となり、前年同月を39・8%上回ったことが示された。
 1カ月間の着工数が1千戸を超えたのは、今年1月以来となり、4月、5月と2カ月連続前年同月を上回った。
 高崎市内の5月の着工数は、294戸で前年同月と比べ、およそ38%増加した。5月は、県内で一戸建ての着工数が多く、高崎市内では特に顕著で、着工した294戸のうち290戸が一戸建てで、アパートなどの共同建ては4戸となっている。
 持ち家と分譲を合わせた持ち家率は、5月の着工分では群馬県全体で70・2%、高崎市内は67・7%で、7割が個人の持ち家、3割が賃貸という傾向になっている。