LPレコードでクラシックを聴いてみませんか？
（2015年6月15日）
元群響 トロンボーン奏者 小田原朝雄さん
あしびスイーツセット
珈琲あしび・大和屋
懐かしいレコードの音色に一杯のコーヒーとケーキがあれば…。午後のひと時、そんな時間を持てたなら至極幸せな気分に―。珈琲とやきものの店・大和屋の喫茶室「珈琲あしび」の２階では定期的に音楽の催しを開いている。昨年11月～３月までは軽井沢のジャズ喫茶・サッチモのご主人が解説するレコードによるジャスコンサートを開催。今年４月から９月は、元群馬交響楽団のトロンボーン奏者・小田原朝雄さんによるLPレコードのクラシックコンサートを月１回開催。毎月テーマを変えて、CDでは味わえないレコードの音色を提供している。
今回「フランス音楽あれこれ」と題した会には定員を超える人が参加、ドビュッシー、ラベル、サティなどの耳馴染みある曲を小田原さんの解説と共に楽しんだ。毎月欠かさず参加しているという60代の女性は「保育士時代に小田原さんの生演奏を園児に聴かせた経験がある。懐かしい思いで小田原さんの声を聞き、忙しない日常からリフレッシュできる贅沢な時間を楽しみにしている」と語り、半休をとって駆けつけたという女性は「クラシックを改めて一曲通して聴く時間はないので、とてもいい時間が過ごせた。また来たい」と笑顔を見せていた。
小田原さんは「毎回楽しんで頂けただろうかと思い、“癒された”“贅沢なひと時でした”という声を頂くと、いい曲を選ばなければと演奏と同様、緊張感があります」と話し、マネジャーを務める奥様の育子さんは「レコードの針を置く時は一番緊張します」とご夫妻二人三脚のレコードコンサートは手作りの温かみもある。レコードという機材の魅力も改めて伝えられる会。同喫茶室ではミニコンサートなどの会場などにも貸し出しを行っている。
★“おだわらともお”のカフェでクラシック
・７月10日（金）、８月21日（金）、９月11日（金） 午後２時～約２時間
★蓄音機で蘇るあの名曲 SPレコードコンサート
解説：桑波田敏勝（元日本ビクターのウッドコーン開発に関わる）
・７月14日（火）、８月11日（火）、９月８日（火）、10月６日（火）
※参加費：税込1,200円（あしび特製スイーツセット付）
会 場：大和屋の喫茶室「珈琲あしび」の２階
定 員：各会25名（当日予約可。定員になり次第終了）
大和屋
高崎市筑縄町66-22
電話：0120-13-6911（平日10時～18時）
http://www.yamato-ya.jp