新設住宅戸数4月は「やや改善」か
(2015年6月11日)
前年同月比がプラスに
群馬県が公表した平成27年4月の「新設住宅着工戸数」で、群馬県内の着工数が4月は937戸となり、前年同月を6・6%上回ったことが示された。
27年4月の着工数は、際立って多い戸数ではなかったが、昨年4月が消費税引き上げによる影響などで、着工数が落ち込んでいたため、対前年同月比はプラスとなった。貸家と分譲の建設戸数が前年同月を上回り、持ち家は前年同月をやや下回った。
高崎市内の4月の着工数は、225戸で、前年同月と比べ約20%増加し、県内の新設数の約4分の1を占めた。高崎市、伊勢崎市、太田市の3市で県全体の半数以上となり、分譲や貸家の建設も上向いている様子で、今後の開発マインドの動向も注目される。