和文化に触れる 着物でまちなかを歩いてみませんか?

(2015年6月4日)

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第1回 高崎まちなか和文化普及イベント「きもので街あるき」

 6月21日(日)に行われるイベント「きもので街あるき」は、中心市街地活性化とともに、「国際社会に生きる若い世代に、日本文化の良さや豊かさに触れて、その価値や意義を伝えていってほしい」という目的で初開催される。年齢、性別問わず、どなたでも参加OK。当日は高崎おとまちプロジェクトという音楽イベントとコラボし、音楽も楽しみながら高崎市街地を歩く。

 主催の山田由紀子さんはソプラノ歌手。山田さんは30歳の時にオペラ「蝶々夫人」を演じることになり、明治の女性の精神を学ぶ中で「身も心も日本人になりたい。まずは着物を着られるようになろう」と考え着付けを学んだ。所作や歩き方も身に付けたいと茶道も始めるなど、西洋文化の中で育ってきた山田さんは「オペラをきっかけに、日本文化の素晴らしさを教えられました」と振り返る。「外から見ると日本には素晴らしい歴史・文化、四季の美しさなどに気付く。国際社会の中で今一番必要なのは日本人としての誇りでは。若い人にその誇り、素敵だなという感覚を持つきっかけになってほしい」とイベントの意義について話す。数年前からあたためてきたという和文化普及イベント。
 「当日は、高崎経済大学の生徒さんなど若い世代が参加してくれます。浴衣の参加でも大丈夫。着物をお持ちでない方や着付けに不安の方は気軽にご相談下さい」と広く参加を呼び掛けている。

◆6月21日(日
午前11:00 高崎駅西口ダルマ前集合
11:20 さやもーる シティハウス前広場で梅頌会の三味線の演奏と野点
12:30 「割烹さわ」にて昼食
14:00 解散

*前日までお申し込み可
*お申し込み問い合わせは ℡:027-320-6380まで。
*雨天中止(中止の場合、前日昼決定し通知させて頂きます)
*参加費は2000円(お抹茶、お菓子、昼食込み)。