今度はアラビア語!高崎市観光パンフ
(2015年5月20日)
地方都市では初めてか
高崎市は、外国人観光客の誘致を進めるため、多言語による観光パンフレットの発刊を進めているが、このほど6カ国目のアラビア語版が完成した。高崎市では、これまでに英語、中国語・簡体字版、中国語・繁体字版、韓国語、タイ語の観光パンフレットを製作しているが、全て在住外国人によるプロジェクトチームに取材、編集を依頼し、それぞれの国民性にあわせた内容を盛り込んでいる。
今回も、イラン出身のケイリー・ファウナンスさん(25歳、東京都在住、高崎商業高校卒)ほか4人によるプロジェクトチームで作業が進められた。日本文化の体験や、家族・友人同士などグループで楽しめる高崎の魅力スポットが紹介されている。飲食店では、イスラム圏の人たちに向けた「ハラル料理」の店舗も掲載されている。
関係者の話しでは、外務省を通じて確認したところ、アラビア語の観光パンフレットを発刊している地方都市は少なく、高崎が初めてではないかという。掲載内容も充実しており、アラビア語圏の人が読んで、心地よい表現になっていると、高く評価されているそうだ。