五輪キャンプ誘致でウズベキスタン大使が来高に

(2015年5月8日)


建設中の新体育館など視察

 高崎市と高崎市文化スポーツ振興財団は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでの海外選手団の事前合宿誘致をめざし、取り組みを積極的に行っている。
 このほど、ウズベキスタン共和国(中央アジア)のファルフ・イスロムジョノヴィチ・トゥルスノフ駐日特命全権大使が15日に来高し、現在建設中の新体育館などを視察することが決まった。
 関係者の談話によれば、富岡市長のトップセールスでファルフ大使の来高にこぎつけたもので、競技種目としては、レスリングと柔道が視野に入っているという。当日は、富岡市長の案内で、新体育館の建設現地を視察する。
 また、ウズベキスタンでは日本国内の都市と経済、学術交流を深めていきたい意向を持っていることから、高崎経済大学の視察や高崎の文化経済界との懇談会も合わせて実施される予定になっている。ウズベキスタン出身の青年がALTをつとめる箕輪小学校も大使が訪問する予定。
 ウズベキスタン大使の来高は、高崎市の五輪キャンプ誘致活動の本格的な第一歩となるもので、高崎市と振興財団は、今後さらに取り組みを拡大、推進するとともに、今回の大使来高を契機にウズベキスタンとの交流を推進していきたい考えだ。