富岡氏が前人未到の12万票
(2015年4月27日)
市政の評価と期待を集める
高崎市長選挙、市議会議員選挙が26日に行われた。
投票率は50・3%で前回の58・21%を7・91%下回った。
市長選には現職の富岡賢治氏と新人の藤巻昭氏が立候補し、富岡氏が12万473票、藤巻氏が2万1241票で富岡氏が大差で勝利した。
富岡氏の得票率は全投票の80・35%、有効投票の85・01%を獲得した。
栄町の富岡氏の選挙事務所には、夕方から支持者が詰めかけ、開票結果の発表を待った。午後8時過ぎにテレビで当確が報道されると、大きな歓声が湧いた。
富岡氏は「4年前は遊説に行っても私の顔を知っている市民はいなかったが、今回は、家から出てきて手を振っていただけたり、強い手応えを感じた。市民が私の4年間の市政を見ていてくださったと、本当に感謝している」と喜びを語った。富岡氏は「大きなプロジェクトだけでなく、総合的な施策で高崎市を発展させていく」と述べ、人口減少社会の中で、高崎市は人口を伸ばし、成長させていきたいと決意を示した。
富岡選対は、「今回の選挙は富岡市政に対する市民の評価を示すもの。富岡市政の次の4年間への後押しにつながる」とし、12万票を目標に圧勝を目指した。富岡後援会の高橋連合会長は「12万票を取らなければ富岡の負けと考えていた」と支持者に礼を述べ、深々と頭を下げた。