群馬ダイヤモンドペガサスと高崎青年会議所が
相互協力協定締結
(2015年4月15日)
「高崎市の総合的発展と飛躍」という点で共通認識
群馬県のプロ野球チーム群馬ダイヤモンドペガサスと公益社団法人高崎青年会議所(JC)が15日、相互協力協定を締結した。
群馬ダイヤモンドペガサスは、プロ野球独立リーグ・ベースボール・チャレンジ・リーグ(BCリーグ)での活動に加え、「地域貢献プロジェクト」として地域活性化の一役を担うための活動にも取り組んでいる。また、高崎JCは、政治、経済、文化、教育等、様々な角度から地域特有の課題をテーマに、シンポジウムや公開討論会、各種政策提言等を通じて「まちづくり」に取り組んでいる。両者は「高崎市の総合的発展と飛躍」という点で共通認識を見出し、協力関係をもって目的達成に向けて活動することが効果的であると意向が一致、この度の締結に至った。
この日は、群馬ダイヤモンドペガサスの糸井丈之代表取締役会長と高崎JCの串田洋介理事長が締結について説明した。糸井会長は「昨年本拠地を高崎に移した。県民、市民がペガサスに求めているものを模索し、JCと交流する中で阿吽の呼吸で、明るい豊かなまちづくりに共に貢献したいと一致した。ペガサスがこの地に根を下ろし、高崎がこの先も光り輝く地域であるために地域活性化の一助になれば。こういった取り組みは他にない。全国に広がればいいと考えている」と話し、串田理事長は「試合を通して観光プロモーションをしたり、BCリーグをきっかけにいろいろなJCと新たな事業を開拓するなど模索したい」などと話した。
相互協力協定書によると、「群馬ダイヤモンドペガサスと公益社団法人高崎青年会議所は、それぞれが有する資源を有効に活用し、相互の連携と協力を基盤に、市民と一体となって、高崎市の総合的な発展と飛躍を目指し、共にまちづくりに取り組むために、この相互協力協定を締結する」としている。
協力内容は次の4点。1.BCリーグの活性化及びJC運動の発信に向けた各種連携の検討に関すること。2.青少年の健全な育成とスポーツ文化の発展に関すること。3.スポーツを通した地方創生に関すること。4.その他両者の協議により定める事項。
尚、この協定は、3年間の有効期限を設けている。
また、高崎JCスペシャルマッチとして7月5日(日)にタイアップ事業を開催する。当日は、13時から城南球場で群馬ダイヤモンドペガサス対福島ホープスの試合が行われ、同時にペガサスの選手人気投票及びサイン入りグッズ抽選会を予定している
。また、17時から小学生を対象にキャッチボールクラシック群馬県大会を行い、1チーム9名、20チームの参加を募集する。参加は事前申し込みが必要で、後日高崎JCのホームページで詳細を発表する。