女子美術大学・同窓会群馬支部設立30周年記念
(2015年4月10日)
ピカドン PICA DON
琉球王国-MADE IN OKINAWA
『作者と観るアニメーション』の会
木下小夜子さんを迎えて 入場無料
/メトロポリタン高崎6階白鷺の間
4月18日(土) 16時開場/16時30分開始
『ピカドン PICA DON』と『琉球王国-MADE IN OKINAWA』上映
アニメーション作家、プロデューサーであり、広島国際アニメーションフェスティバル・ディレクターの木下小夜子さんが手がけたアニメーションを2本上映する、貴重な機会となる今回。上映作品は広島の原爆を初めてアニメーションで描いた作品『ピカドン PICA DON』と、沖縄の歴史を描いた『琉球王国-MADE IN OKINAWA』の2本。
『ピカドン PICA DON』(1978年、カラー、10分、35mm)は、原爆投下当時の様子をできるだけ正確に再現しており、平和への祈りが凝縮されている1本。全て手書きで描いたアニメーション。各国映画祭で入選し、特別賞を受賞。また、2003年の高校美術の教科書(日文)に所収されている。
『琉球王国-MADE IN OKINAWA』(2004年、17分43秒、原版35mm)は、沖縄の人々とその心、歴史を、独特の優れた作品構成やアニメーション手法により、史料に忠実に描いている作品。アメリカ、スイス、ドイツ、イタリア、ウクライナ等、各国の国際映画祭にて公式上映された。
木下小夜子さん
木下さんは、女子美術短期大学造形科を卒業。70年代より、アニメーション・メディアを基軸とした制作等を展開し、ドキュメンタリーやフィクションを含む映像分野全域で活躍する。木下蓮三氏と共に「MADE IN JAPAN」や「日本人(ジャポネーゼ)」「ピカドン」「最後の空襲くまがや」「琉球王国」など、各国の国際映画祭にて様々な賞を受賞している。1985年、広島国際アニメーションフェスティバルを企画・実現、以後、総指揮を歴任し、世界のアニメーションアートの振興に力を注いでいる。
‘12年文化庁メディア芸術祭功労賞受賞。
アニメーションを見ながら、作者を身近にし話を聞ける、またとない貴重な機会。ぜひ、アニメファンならずとも出掛けてみてほしい。
女子美術大学・同窓会群馬支部設立30周年記念
『作者と観るアニメーション』の会 木下小夜子さんを迎えて 入場無料
/メトロポリタン高崎6階白鷺の間
4月18日(土) 16時開場/16時30分開始
主催:女子美術大学同窓会群馬支部 支部長:勅使川原正代
℡:027-322-3513