烏川リバーサイドプランを公表

(2015年4月9日)

写真を拡大烏川リバーサイドプランの計画エリア
写真を拡大河川内施設連絡通路
写真を拡大オープンカフェ

水辺の散策やイベント

 高崎市が進めている「高松地区かわまちづくり」計画の変更が3月30日付けで国交省に登録されたことで、市は変更後の計画「烏川リバーサイドプラン」を示した。
 「かわまちづくり」は河川空間と都市空間を一体的に活用し、官民によるまちづくりを進めるもの。「高松地区かわまちづくり」計画は、烏川の君が代橋から聖石橋まで延長2km、面積60haのエリア。階段護岸や展望レストハウス、河川内連絡通路、緑道などの整備を行い、高崎駅周辺から烏川に至るまちなか一帯のにぎわいや潤いの創出をめざす。
 桜観音橋の開通で回遊性が高まっていることから、烏川周辺が日常的に憩える場、にぎわう場となるよう、今後検討を進める。高崎商工会議所、NPO法人、地域住民、民間事業者との連携を視野に入れる。
 事業年度は27年度から31年度を予定し、高崎市分の事業費は3億円を見込んでいる。


【事業内容】
階段護岸=河川護岸の補強と併せ、スポーツ観戦など河川内の他の施設との相乗効果をはかる。
河川内施設連絡通路=遊歩道を整備し、施設間の交流を促進し回遊性を高める。
緑道整備(右岸堤防)=利用者の多い園路やトイレの改修、バリアフリー化を進め、休憩設備を整備し、利用環境の向上をはかる。
展望レストハウス(烏川・碓氷川合流付近)=烏川の開放的な空間を利用して、かつて和田橋のほとりで人気を集めていた「高崎レストハウス」を復活させ、にぎわいを創出する。
緩傾斜坂路=堤防や河川敷にアクセスするための坂路を新たに整備し、安心安全な利用を支援する。
オープンカフェ=観音山丘陵などの眺望のある空間を活用し、まちなかと連携することで水辺空間ににぎわいを創出する。
音楽イベント=烏川の開放的な空間を活用し、「音楽のある街・高崎」にふさわしいコンサート等を開催し、市民交流を深めることでにぎわいを創出する。