日本一めざしペガサス始動

(2015年3月16日)

写真を拡大

4月の開幕に向けキャンプイン

 BCリーグ・群馬ダイヤモンドペガサスが、16日から高崎市南部野球場でキャンプインし、2015シーズン開幕に向けスタートを切った。
 2015年シーズンから、福島ホープス(福島県)、武蔵ヒートベアーズ(埼玉県)がBCリーグに加わり8球団となった。東地区(FUTURE-East)が福島、武蔵、群馬、新潟。西地区(ADVANCE-West)が信濃、富山、石川、福井。
 昨シーズンはラミレス選手の加入で大きな話題となったペガサスは、日本一の座をもう一歩のところで逃した。今季は王座獲得をめざし、一戦一戦の勝利に期待がかかる。
 ペガサスの川尻哲郎監督は「勝つための守備にしっかり取り組みたい」とキャンプの目標を定めた。昨シーズンはシーズン後半のスタミナ切れで成績が低迷し、課題を残した。昨シーズンのペガサス打線を支えたカラバイヨが移籍し、茂原、井野口、新井らの昨シーズンに勝る活躍がチームの勢いとなる。勝敗のカギとなる投手陣は、町田、山崎、堤に伊藤(前DeNA)が加わり、捕手には八木がペガサスの戦列に戻ることになった。更に新人と新加入外国人選手が戦力の厚みをつくる。
 「勝ちにこだわっていきたい」と川尻監督は語る。王座に立つための道のりは昨シーズンより厳しくなるのは間違いない。「チームが一つになって戦っていき、結果を残す」と監督は16日のキャンプインに臨んだ。「感動する試合をしていきたい。選手が一生懸命プレーする姿に球場で応援をおくってほしい。ファンの力強い応援をお願いしたい」と話した。