東京駅で高崎アピール!物産フェスタにぎわう
(2015年3月8日)
JR高崎線の東京駅乗り入れと北陸新幹線金沢開業を3月14日にひかえ、高崎市の物産を首都圏にPRしようと、今年創立120周年を迎える高崎商工会議所は、記念事業の皮切りとして、6日、7日に東京駅地下街特設会場で「たかさき物産フェスタ」を開催した。
フェスタには高崎市内の32社が出展し、自慢の味や銘品が並んだ。駅利用者に好評で、買い物を楽しませ、買い物かごに何点もの商品を入れている姿が目立った。
高崎商工会議所ではフェスタに先立って、出展者を対象に商品の魅力づくりや訴求力のあるパッケージデザインを考えてもらうセミナーを開催した。高崎商工会議所では、首都圏バイヤーもこのフェスタに招いており、出展者の販路拡大もはかられた。
東京駅の江藤駅長は、昨年までJR高崎支社長を務めており、高崎への思い入れも深く、このフェスタの成功に力を尽くしてくれたようだ。
高崎出身のタレントJOYさんが群馬テレビの番組収録も兼ねてこのフェスタの一日販売部長に就任し、高崎の物産を販売するなど、会場を盛り上げた。ぐんまちゃんや高崎だるまのマスコットたかまる君も登場、群響の演奏やだるま職人による絵付け実演など盛りだくさんで、来場者を楽しませた。
高崎商工会議所の原会頭は「高崎の物産を首都圏やバイヤーに紹介し、高崎への理解を深めてもらいたい」、富岡市長は「北陸新幹線金沢延伸で、高崎市は首都圏と北信越をつなぐ中核的な役割を担う。東京駅で高崎に元気の一端を披露したい」とあいさつした。江藤駅長は「上野東京ラインは高崎の魅力につながる。東京駅で初めての高崎市の催しとなり、高崎の魅力を首都圏で存分に見せてほしい」と期待した。