健大高崎が甲子園に決意
(2015年3月4日)
「機動破壊」で優勝めざす
第87回選抜高等学校野球大会=春の甲子園に出場する高崎健康福祉大学高崎高校野球部の選手、監督ら23人が4日に高崎市役所を訪れ、富岡市長に出場報告を行った。
健大高崎のセンバツ出場は、3年ぶり2回目、夏春連続出場となった。前回の2012年春はベスト4、昨年夏はベスト8。機動力に打撃力を加え、投打に粘り強い攻めの野球が特徴で、健大高崎の「機動破壊」は甲子園で旋風を巻き起こした。
主将の柘植君=捕手は矢中中出身。毎日1000回の素振りを欠かさない。柘植君のほかに夏の甲子園を経験した選手が4人おり、投手の川井君は「また甲子園に来ようと思った」と練習に励んできた。
柘植君は「昨年の夏はベスト8で負けてしまったので、死にものぐるいで優勝をめざしたい」と語る。夏の甲子園の経験は精神面で生かされると考えている。
富岡市長は「試合が楽しみですね。応援に行きたいです」と選手に期待した。組み合わせの抽選は13日(金)、大会は21日(土)から。