北関東400キロの自転車走行会
(2015年2月18日)
4市連携で5月に開催
北関東3県の活性化をめざし、水戸市、宇都宮市、前橋市、高崎市の4市が連携する「北関東中核都市連携会議」の第2回会合が17日に前橋市で開催され、4市をつなぐ総距離400kmの自転車走行会「ランドネきたかん 北関東400kmのブルべ走行会2015」を今年5月23日(土)、24日(日)に開催することを決めた。(ランドネはフランス語で小旅行や長距離サイクリングの意。ブルべは、指定されたコースを走行し、制限時間内で完走をめざす長距離サイクリング)。
会議には、高橋靖・水戸市長、佐藤栄一・宇都宮市長、山本龍・前橋市長、富岡賢治・高崎市長が出席し、自転車を活用した広域連携事業について協議した。
この自転車走行会「ランドネきたかん 北関東400kmのブルべ走行会2015」は、宇都宮市の道の駅「ろまんちっく村」を発着点に4市をつなぐコースで、赤城南麓を走り、東端は茨城県大洗海岸となっており、「里、山、海を堪能するコース」と発表されている。制限時間は27時間。チェックポイントの他、4市には水分や食べ物を補給するエイドセンターを設置し、参加者の休憩場所とする。
参加は無料。募集人数は300人で、東回りコース(宇都宮・水戸・前橋・高崎・宇都宮)、西回りコース(宇都宮・高崎・前橋・水戸・宇都宮)各150人で合計300人。参加条件は20歳以上、300km以上のサイクリング経験があること、賠償責任保険金額5000万円以上の保険に加入していること。申し込みは平成27年2月23日からインターネットサイト「スポーツエントリー」で受け付ける。参加者にはオリジナル反射ベストや4市の特産品を配布する予定。
平成27年度は、任意の走行会として開催し、次回以降、認定ブルべとして開催をめざす。4市では、今後「ランドネきたかん」を共通の名称に、食や文化など多様な地域資源を発信し、北関東圏域全体の活力向上、交流人口の増加につながる事業を展開していく考え。