学生のアイデアで「国分にんじん」パン

(2015年2月5日)

左上:国分にんじんのマドレーヌ
左下:国分コロにん
右上:国分にんじんのクラムチャウダーのパン
右下:国分にんじんのミネストローネのパン

高経大生と老舗「日英堂」がコラボ

 高崎経済大学の学生と連雀町の老舗ベーカリー「日英堂」が、高崎市の伝統野菜「国分にんじん」を使って共同開発したパンが、1月末から毎週金曜、土曜限定で販売されている。
 このパンは、昨秋に開催された「第11回たかさき雷舞フェスティバル」の際、フェス実行委員会が販売する高崎の名物料理の一環で生まれた。高崎経済大学・片岡ゼミの3年生が、日英堂の協力で2種類のパンを考案したところ、人気商品となり完売した。
 国分にんじんは、国府地区で大正期から生産され、長さが60センチから80センチあり、幻のにんじんとも呼ばれている。
 今回、日英堂から発売されるパンは、「地元野菜の国分にんじんを知ってもらいたい!」「にんじん嫌いな人でも食べられる!」をコンセプトに、5種類のパンが週ごとに販売される予定になっている。

■国分コロにん:
160円。国分にんじんを練り込んだ生地にイチゴクリームを詰め込んだパン。中身のクリームは季節限定。
■国分キャロッチ:
180円。国分にんじんとクルミを練り込んだ生地にクリームチーズを入れたパン。
■国分にんじんのマドレーヌ:
110円。昔ながらのしっとりとしたマドレーヌ。優しい甘さで値段も手ごろ。
■国分にんじんのミネストローネのパン:
180円。デニッシュ生地で冷めてもサクサク。ミネストローネには国分にんじんがたっぷり。
■国分にんじんのクラムチャウダーのパン:
180円。ミネストローネと同じくデニッシュ生地。あさりとマッシュルームと国分にんじんのペースト入り。

日英堂:高崎市連雀町29。電話027・322・5459。
営業時間は午前8時から午後6時30分。日祝定休。