「かがやき」全便が高崎通過

(2014年12月19日)

写真を拡大

上野・東京ラインで高崎線が東京駅乗り入れ

 JR東日本は、来年3月14日のダイヤ改正を19日に発表した。
 北陸新幹線の金沢・東京間を運行する速達タイプ「かがやき」は、一日10往復が運行され、全便が高崎を通過することになった。
 北陸新幹線は、現行は、東京・長野間「あさま」27往復。改正後は東京・金沢間速達タイプ「かがやき」10往復で全便が高崎通過。停車タイプ「はくたか」が東京・金沢間14往復で、高崎通過が上りで15時台1便、下りで18時台に1便。長野・金沢間は1往復運行される。
 伴って上越新幹線の運転本数が見直され、東京・高崎間では現行の「とき」27往復、「たにがわ」19・5往復から、「とき」26往復、「たにがわ」12往復となる。
 また、3月14日のダイヤ改正で上野・東京ラインが開業し高崎線と東海道線が相互直通運転となり、東京、品川、川崎、横浜方面と直結される。朝7時から10時頃は、全21本のうち13本が東海道線に直通となる。
 富岡市長は、今回のダイヤ発表で「速達タイプの『かがやき』が停車しないのは残念。ただ、現行の停車本数は確保できた。今後は高崎をもっと元気にし、停車本数の増加にJRに働きかけていきたい」とコメントしている。