県内の観光入込客数6151万人2・3%増
/平成25年
(2014年12月12日)
高崎市は535万人、消費額167億円。
群馬県は、平成25年の観光入込客数を5日に発表した。
集計対象となっているのは県内の観光地点、観光行事。客数は年間観光入込客が1万人以上、または1万人には達しないが月間1500人以上の観光地で平成25年は489カ所を推計(24年は495カ所)。消費額は、交通費(県内分)宿泊費、飲食費、土産代、入場料など。
まとめによれば、25年の観光入込客数は、6150万9千人で、前年に比べ122万人増(2・3%)となった。このうち宿泊客は757万4千人で14万7千人増(2・0%)。県内客は3565万人で87万1千人増(2・5%)、県外客は2585万9千人で49万7千人増(2・0%)となった。
平成24年よりも10万人以上増加した市町村は、川場田園プラザがメディアで取り上げられた川場村が60万1千人増、中之条ビエンナーレが開催された中之条町が38万8千人増、前橋市児童文化センターのリニュアルで利用者が増加した前橋市が33万5千人増、緑地運動公園と集計地点の増加で吉岡町が27万1千人増、桐生が丘動物園と遊園地の客数増加となった桐生市が21万人増、ららん藤岡がマスメディアで取り上げられ藤岡氏が15万6千人増。
10万人以上減少した市町村は、つつじが岡公園の花つきが悪かった館林市が40万2千人減、24年開設の道の駅の客が落ち着いた太田市が21万9千人減、美術館等の団体利用客が減少したみどり市が11万4千人。
温泉地は草津温泉が280万8千人で6万3千人増、水上温泉が218万2千人で3千人減、伊香保温泉が145万5千人で3千人減。
観光消費額は1853億9900万円で前年に比べ37億1300万円減少した。日帰り客の消費額が1008億8900万円、宿泊客が845億1千万円。観光客一人当たりの消費額では日帰り客が1871円、宿泊客が1万1157円。
高崎市の観光入込客数は、535万人で前年に比べ1・1%増。県内客は352万2千人、県外客が182万8千人。県外からの宿泊客は59万3千人。観光消費額は167億5643万円。