たかさき観光情報案内板システム稼働
(2014年12月1日)
外国語による情報案内を7カ所設置
高崎市を訪れる外国人観光客に市内の観光情報や困った時に役立つ情報をタッチパネルで表示する情報案内システムが高崎駅など7カ所に設置され、29日に稼働した。
この情報案内システムは英語、中国語、韓国語に対応し、中国語では中国本土などで使われる簡体字(かんたいじ)と台湾などで使われる繁体字(はんたいじ)に対応している。
盛り込む内容は、高崎市に住む外国人13人などによる「高崎海外ビジターおもてなし情報発信会議」で検討、提案され、外国人の目で必要な情報を重視した。
このシステムはインターネットに接続され、地図情報もリアルタイム表示され、携帯電話に読み取ることができるなど使いやすく工夫されている。
高崎駅観光案内所前ではシステム稼働を記念するセレモニーが行われ、情報発信会議に参加した外国人の人たちによってお披露目された。ヤニック・パイロットさんは「110番など緊急情報や高チャリの案内など、みんなで考えた情報が入り、とても使いやすいですね」とうれしそうな様子だった。
富岡市長は「外国人向けの情報が少ないので増やしていきたい」、JR高崎支社の黒岩支社長は「高崎駅の利便性が高まる」と話している。