更生活動の拠点を12月開設
(2014年11月7日)
高崎地区厚生保護サポートセンター
高崎市は保護司の活動拠点となる「高崎地区厚生保護サポートセンター」を12月5日(金)に開設する。
厚生保護サポートセンターは、地区の保護司会が行う更生保護活動の拠点として、法務省が全国で設置を進めており、現在245カ所の保護区に設置されている。高崎のサポートセンターは、平成26年度に新設される100カ所の一つ。
センターは企画調整保護司が常駐し、保護観察対象者への面談など処遇活動の支援、行政、警察署、保護観察所など関係機関・団体との連携、犯罪や非行活動の防止活動の拠点となる。保護司からは保護観察対象者との面談場所を確保してほしいとの要望が寄せられており、センターの開設により、保護司による処遇活動が円滑に行われることが期待される。
サポートセンターの多くは、公共施設の一角を利用されることが多いが、自家用車を使用しない保護観察者も多いことから、今回設置する高崎保護区サポートセンターは高崎駅東口から至近の民間ビルの2階に設置されることになった。保護司会が部屋のデザインや改修を行うなど開設準備を行い、運営全般に携わる手作りの施設となっているという。