まちなかで囲碁大会/第1回市長杯

(2014年10月20日)

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ストリートの新たな名物イベントに

 第1回高崎市長杯囲碁大会が、19日にさやもーると地域活性化センター(高崎電気館)で開催された。
 一般参加の部門がスズラン高崎店駐車場、あすなろ、鞘町会館、子ども囲碁が地域活性化センター前で行われ、屋外イベントによる大会として企画された。一般には約100人、子ども囲碁には18人が参加し、熱戦が行われた。
 昨年の7月に城址公民館で子ども向けの囲碁体験教室が好評だったことをきっかけに、囲碁大会の構想が持ち上がり、日本棋院高崎支部の柴山雄二郎支部長らが計画を進めた。富岡市長から市長杯として開催し、中心市街地の活性化につながる大会にしてほしいと要望を受け、新しいまちなかイベントとして誕生した。
 開会式で高崎商工会議所の綱島副会頭は「昔はまちなかで縁台将棋の光景が見られました。屋外で碁を打つとすばらしい一手がみつかるかもしれません」とあいさつ。大会実行委員長の柴山支部長は、開催の経緯を述べ「参加者が150人、200人になるように大会を広げていきたい」と話した。
 子ども囲碁は、高学年が一般と同じ19路盤(縦横19本の線の盤)、低学年が13路盤(縦横13本の線の盤)で行った。また同時に開催された体験教室も人気となり、24人が参加し、3歳の参加者もあった。主催者によれば、子どもたちの成長は著しく、城址公民館で行われている子ども囲碁教室では、1年間で初段になった小学4年生もおり、今大会では大人に混じって一般の部門に参加したそうだ。