新潟市と災害時の応援協定
(2014年10月9日)
同時被災少なく、雪害時の連携強化も
高崎市は9月29日に新潟県新潟市と「危機発生時における相互応援に関する協定」を締結した。篠田昭(しのだ・あきら)新潟市長が高崎市役所を訪れ、締結された。
協定内容は、1被災者の生命及び身体の保護並びに避難生活の支援に必要な人員の派遣、資器材材の提供、2被災者の一時受入れ施設の提供及びあっせん、3被災した行政機能の補完など。
新潟市は、地理的に高崎市と同時被災する可能性が低く、新幹線や高速道路で直結している利便性があることから、双方の都市のみならず、首都圏に大規模災害が発生した際に応援拠点として機能できるなど、協定の効果が期待できる。また。高崎市では、今年2月の大雪で、市内の幹線道路の除雪作業が大きな課題となったことから、連携強化のため、新潟市と個別の協定を結ぶことで支援の拡大を確保したいとしている。