群馬、決勝進出逃す/日本選抜車椅子バスケ
(2014年9月21日)
ゴール下の攻防で激しい攻防。群馬マジック(ユニフォーム白)対岐阜シャイン
群馬マジックが大健闘
第25回日本選抜車椅子バスケットボール選手権大会が、20日、21日に高崎市浜川体育館で開催された。全国から男子16チーム、女子3チームが参加し、二日間にわたって熱戦を繰り広げた。
地元チームの群馬マジックは、初戦の岐阜シャイン(東海北陸ブロック)戦に64対61、2回戦のK9長野にも67対61の接戦で競り勝った。追いつ追われつの好ゲームを見せ、車椅子バスケットボールの魅力を満喫させたる試合となった。2日目の準決勝では、優勝候補の一角、富山県WBC(東海北陸ブロック)に34対71、3位決定戦では森本文化風呂商会(関東ブロック)に46対64で敗れ、4位となった。優勝は富山県WBC、準優勝は東京ファイターズ。
車椅子バスケットボールの選手達は、6年後の東京パラリンピックをめざして練習を重ねており、高崎での大会は、大きな糧となっている。運営を市民や高校生、大学生、ミニバスケットボールクラブの子どもたちなど大勢のボランティアが支えているのも、高崎ならではとなっており、選手、スタッフとの交流が生まれている。また、車椅子の選手を迎える宿泊施設や公共交通の心配りなど、高崎で25年間にわたって大会を開催してきた蓄積は、福祉のまちづくりにも貢献している。