高崎市がインド産業展示会へ出展/来年2月

(2014年9月19日)

インド最大の産業見本市

 インドのニューデリーで来年の2月に行われるインド最大の国際産業見本市「第21回インド国際産業&技術フェア」に高崎市が出展し、市内の製造業13社の製品や技術をPRする。
 この見本市は、インド最大の経済団体であるインド工業連盟が主催するもので、これまでインド全土からバイヤーや行政担当者が大勢訪れており、インドでの認知度を上げ、トップセールスのチャンスになるという。
 高崎市では、市内で活動する企業の海外進出を支援し、インドでの市場開拓に結び付けていこうと今回の出展を計画した。
 今回の開催では、日本がパートナーカントリーとしてフェアのテーマの一つになっており、高崎市は、JETRO(ジェトロ・日本貿易振興機構)によるジャパン・パビリオンの中に出展し、環境、機械、電子部品など高崎の技術力の高さをPRする。会期は2015年2月26日から28日の三日間。会場はプラガティ・マイダン国際展示場。高崎市から出展する企業は、環境浄化研究所、キンセイ産業、小島鐵工所、太陽誘電、丸山機械製作所、阪東工業、高崎青年経営者協議会から自動車関連を中心に7社。
 高崎市では見本市への出展に関連し、インド大使館から講師を招き、インド経済に関するセミナーを11月に開催する予定。
 高崎市はこれまでインドをターゲットにした観光誘致に取り組んでおり、今年の高崎音楽祭ではインドの子どもたちによる弦楽アンサンブルを高崎に招いて交流コンサートを来週23日に行うなど、大きな成長が見込まれるインドとの交流に力を入れている。