矢中・佐野に猿が出没

(2014年8月15日)

14日と15日に目撃情報

 高崎市は、安心ほっとメールで、市内の矢中地区と上佐野地区で、サルの目撃情報があったことを配信した。
 配信によれば、14日(木)は矢中地区周辺で午前8時頃、15日(金)は上佐野地区で午前8時頃にサルが目撃された。
 高崎市農林課によれば、サルは1頭で、14日は何件かの目撃情報が高崎市と高崎警察署に届いており、下中居町、下之城町のプリエッセ、宮原町の科飼研、矢中町の黒沢病院、矢中小学校で目撃された。15日は上佐野町、下佐野町で目撃され、両日に目撃されたのは同じサルと考えられている。
 オスザルは群れから離れることがあり、山間部から現れた離れサルか、ペットとして飼われていたサルが逃げ出したのか、詳しいことはわかっていない。
 15日午前の段階で、このサルによる被害は出ていない。高崎市では、宮原町の科飼研敷地内に、捕獲用のワナを設置し、猟友会に捕獲を依頼したが、サルに移動範囲が広いことやまちなかであるため、捕獲は難しいようだ。
 高崎市では、サルを見かけたら危険なので近寄らないことや、餌となる生ごみを屋外に放置しないよう、市民に呼びかけている。