火災205件、救急1万7572件/平成25年・消防局まとめ

(2014年7月2日)

火災は68件増加。原因は放火が1位

 高崎市等広域消防局のまとめで、平成25年1月から12月まで管内の高崎市・安中市で発生した火災は205件で前年よりも68件増加、救急件数は1万7572件で前年よりも525件増加したことが示された。
 火災件数は、高崎市が155件(前年よりも45件増)、安中市が50件(23件増)の合計205件(68件増)。死者は高崎市が10人(7人増)、安中市が3人(1人増)の合計13人(8人増)。火災による損害額は高崎市が2億4473万円(2334万円増)、安中市が2億8772万円(2億7420万円増)の合計5億3245万円(2億9755万円増)。
 火災の出火原因では、建物火災99件のうち放火・放火の疑いが18件あるなど、放火による火災が25件で、過去5年間の出火原因の中でトップとなっている。
 救急件数は1万7572件で、前年よりも525件増加、搬送人員は1万6411人で前年よりも588人増加した。救急件数は1日当たり48・1件、1時間あたり2・0件となっている。救急種別では、急病が1万883件で全体の61・9%、次いで負傷2218件(全体の12・6%)、交通事故1958件(全体の11・1%)となっている。