観音山公園、平成28年開園めざす

(2014年6月16日)

写真を拡大羽衣線から見た整備中の観音山公園

子どもたちの自由な遊び場に。ケルナー広場・子ども用プール整備

 高崎市は、高崎市議会6月定例会一般質問で観音山カッパピア跡地の公園整備について白石隆夫議員の質問に答え、平成28年の開園をめざす考えをあらためて示した。新体育館など高崎駅周辺の大型プロジェクトなどと完成時期が続き、高崎市の魅力が一層高まるものと期待される。
 高崎市では、平成22年度からカッパピア跡地の整備工事に着手しており、平成26年度は、公園整備として残っている園路や水路、ケルナー広場の一部、子ども用プールの詳細設計などを行う予定。
 ケルナー広場には、全国の都市公園として初めてドイツ・ケルナー社の遊具を設置する。ケルナー遊具は、斬新なデザインと構造が特徴で、子どもたちの冒険心をかきたてる遊び場として計画されている。
 市内には水辺に親しみながら自由に遊べる公園が少なく、特に夏の暑い時期に子どもたちの遊び場が少ないことから、ケルナー広場の整備とあわせ、子ども用プールを整備する。高崎市では、子どもたちが緑とふれあいながら、自由に伸び伸びと遊べる公園づくりをめざし、子どもたちの遊び場が少ない本市の状況を変えていきたいと考えている。ケルナー広場は、平成26年度、平成27年度の2カ年で整備する予定。
高崎市では、新たに隣地3・6ヘクタールを取得し、現況の地形や自然を生かした整備を行う予定で、山徳園や白衣大観音、染料植物園など周辺施設と一体的な整備を計画していきたい考え。
 白石議員は、市民の要望を取り入れた観音山公園の整備を評価し、開園に期待した。