園児が育てた花でまちを彩る
(2014年6月10日)
観音山ファミリーパークの事業で6園450人が参加
高崎市内の幼稚園の子どもたちが育てた450個の花鉢が、10日に中部名店街に贈られた。
この花は、観音山ファミリーパークの「花のゆりかご」事業として、市内の6幼稚園と連携して育てたもの。中居幼稚園、みどり幼稚園、三山幼稚園、桜丘幼稚園、榛名愛育幼稚園、すみれ幼稚園の子どもたち450人で、マリーゴールドやコヒマワリを一人3鉢育てた。4月に種をまいて世話をし、育てた花はファミリーパーク、地域、自宅に分け、緑豊かなまちづくりにつなげていく。
この日は中部名店街さやもーるで贈呈式が行われ、中居幼稚園の5人の子どもたちが代表で「大切に育ててね」と名店街理事長の友光さんらに花鉢を手渡した。参加者でハンギングバスケットへ植え付け、街路灯に飾られた。
観音山ファミリーパーク友の会理事長の吉井良弘さんは「花を育てることで子どもたちの心も育てたい。地域のみなさんも美しい花を見て心をなごませてほしい」と話す。
商店街の友光勇一さんは「すてきな花をありがとう。花を大事に育てて、まちに来てくれる人を喜ばせたい」と子どもたちに感謝した。