25年度の新設住宅着工数が16・1%増

(2014年5月1日)

高崎市は20%の伸び。

 群馬県は、平成26年3月の新設住宅着工戸数を公表した。
 3月の群馬県内の新設住宅は1188戸で、前年同月を4・6%上回った。平成25年度の群馬県内の新設住宅総戸数は1万4205戸で前年度を16・1%上回った。対前年度比の全国平均は11・5%で、群馬県の伸び率は、全国を4・6ポイント上回った。
 平成25年度は、年間を通じて月間着工数が好調に推移し、特に10月から2月まで前年同月比が2桁の伸びとなっている。26年3月の伸び幅が2月までと比べて縮小しており、今後の動向が注目される。
 25年度着工数の利用関係別の主な内訳は、持家8073戸(前年度比16・3%増)、貸家3721戸(5・7%増)、分譲住宅2395戸(40・8%増)となっている。建て方別では全体の約9割が一戸建て・長屋建てとなっている。
 高崎市の平成26年3月の着工数は417戸で、群馬県全体の35%を占めている。高崎市の平成25年度の着工数は、昨年秋以降から伸びた。25年度合計は3186戸で、群馬県内で最も多く、前年度を20%上回った。この内、分譲住宅の着工数は750戸で前年度に比べ約80%増となっている。