山名八幡宮の例大祭で狂言を上演
(2014年4月17日)
たかさき能実行委員会が出張公演
4月15日(水)、山名八幡宮で春の例大祭が行われた。このお祭りは、五穀豊穣、商売・産業の繁盛により日々の生活が安定し豊かになることを祈願するお祭りで、12世紀より続き、毎年4月15日に開催されている。安産・子育ての神社であることから、子育て中や出産を控えた人を対象にしたフリーマーケットなど多彩なイベントも開催し、多くの参拝者で賑わった。今回はじめて、たかさき能(薪能)実行委員会とタイアップし、神楽殿で狂言が上演された。
たかさき能(薪能)実行委員会は毎年秋に群馬音楽センターで「たかさき能」を主催。昨年より、中学校で能を学ぶ会を実施するなど、通年で古典芸能の普及活動に取り組み、出張公演として、山名八幡宮で狂言を上演することとなった。山本則俊、山本則秀、山本則秀らが出演し、「寝音曲」、「福の神」の二番を上演。平日の日中にも関わらず、280人が集まり、古典芸能の世界を満喫した。