北関東の魅力アップで4市が連携
(2014年4月17日)
水戸市、宇都宮市、前橋市、高崎市
北関東3県の水戸市、宇都宮市、前橋市、高崎市の都市連携をめざす「北関東中核都市連携会議」の初会合が、15日に宇都宮市役所で開催された。高橋靖・水戸市長、佐藤栄一・宇都宮市長、山本龍・前橋市長、富岡賢治・高崎市長が出席した。
この会議は、これまで東京圏とのつながりが強く、北関東の連携が十分でなかったことから、4市の協調、連携によって交流を活発化し、北関東全体としての魅力や自立性を高め、新たな活力の創出と都市の高度化をねらう。
会議では、「各市の持つ特徴を踏まえた連携ができるとよい」、「4市が結びつきを強めることで、それぞれの市が良くなっていくことを期待する」、「北関東自動車道の開通などにより、4市の距離はイメージより近い。これまでは東京やさいたま市など、タテの流れを考えてきたが、これから北関東のヨコの結びつきを深めたい」、「4市で面白いことを打ち出して興味のある人に集まってもらうような仕組みを考えたい」、「若い人の交流を活性化させるようなことも考えたい」、「将来4市で名物になるような取り組みを考えていきたい」、「今後は、物流面での連携についても検討していきたい」、「会議は期限を設けずに継続的に開催していきたい」などの発言があった。
次回は、産業・交流の活性化と、防災危機管理での取り組みをテーマに検討する。産業・交流の取り組みでは、4市の担当者により案を4市の地域資源を生かし北関東のヨコのつながりをテーマにした観光誘客を考える。
次回は水戸市で行われる予定で、開催日はこれから決定する。