これから進む都市整備(9)
(2020年05月30日)
災害復旧・河川浸水対策
災害復旧工事
令和元年10月の台風19号で被害を受けた八千代橋(八千代町一丁目〜下豊岡町)、中乗橋(中豊岡町〜乗附町)、佐野橋(上佐野町〜寺尾町)、鼻高乗附線(少林山通り・乗附町)の復旧工事が行われている。
八千代橋は橋脚沈下、佐野橋と中乗橋は橋梁が流失した。被害を受けた橋梁や道路は、早期復旧に向けて工事が行われている。
烏川堤防
烏川の寺尾・根小屋地区では堤防が未整備だったため、これまでに浸水被害が発生していた。国土交通省高崎河川国道事務所は、浸水被害の早期解消と安全性の向上を図るため、築堤や河道掘削等を行っている。
これまでに堤防が完成している石原町地先、阿久津町先では令和元年10月の台風19号において浸水被害を防ぐ効果があった。
井野川改修
井野川流域では、流域内の市街地化や短時間での集中豪雨により、主に内水によって浸水被害が発生している。集中豪雨や台風により、避難勧告も発令された。
このため群馬県は高崎市の要請・連携により、井野川橋下流から常慶橋、スマートIC周辺にかけて河川の堆積土の除去、堤防のかさ上げや新設、護岸新築、遊水池の整備などを長期計画で行っている。
高崎商工会議所『商工たかさき』2020年5月号