特別展「太子塚古墳を考える」
(2019年01月21日)
出土した形象埴輪を全点展示
箕郷地域の帆立貝型古墳・太子塚古墳から出土した全ての形象埴輪がずらりと並ぶ迫力の展示が、1月26日(土)からかみつけの里博物館で開催される。古墳の規模に比べて驚くほど大量の埴輪が出土した太子塚古墳。その形象埴輪のすべてを初公開し、古墳やそこに眠る有力豪族の全貌に迫る。圧巻の14体以上の盾持人埴輪によって厳重に守られていたのはどんな人物なのか。太子塚古墳から至近距離にある、保渡田古墳群に眠る王族との関わりも含め探っていく展示だ。
迫力の盾持人埴輪のほか、飾り馬と馬子の埴輪、矢を受けたシカの埴輪、ささげ持つしくさの女性埴輪、琴を弾く男性埴輪など、どれも意匠を凝らし精巧に作られていて埴輪一体一体がかなり見応えがある。また会期中は、考古学研究者が様々な視点から太子塚古墳を読み解く連続講座も開催。古代歴史ファン注目の展示だ。
会場:かみつけの里博物館
会期:2019年1月26日(土)~3月24日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:火曜日、祝日の翌日
入館料:[大人]200円 [学生]100円
※中学生以下と65歳以上は無料
※障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
※20名以上の団体は割引料金
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