箕輪小ぬくもりある木造新校舎に

(2019年01月10日)

新校舎の教室で授業開始
第一期工事落成記念式典

第一期工事竣工

高崎市立箕輪小学校(児童数552人、飯島雅年校長)の新校舎第一期工事が完成し、落成記念式典が1月7日に行われた。

箕輪小の新校舎は木造で、倉渕産の木材をふんだんに使ったのが特徴。第一期工事の完成で1年生から6年生全ての普通教室が新校舎となり、1月7日から新校舎での授業が始まった。

 

竣工式典には全校児童と来賓90人が参加。飯島校長は「本校は1873年(明治6)に開校し、明治37年に現在地に開校した時に龍の如く天に昇って活躍してほしいと当時の校長が龍潜淵(りゅうせんえん)と名付けた。恵まれた環境中で伝統を受け継ぎ発展させていきたい」と式辞を述べた。

富岡賢治市長は「全国でも木造の校舎は少ない。大切にしてほしい」と述べ、敷地の拡張や二期工事の計画について話した。

 

同校の児童は「ぬくもりがあり、広々としている。みんなで楽しい学校生活をすごしたい」と喜びを語っていた。

 

一期工事は平成29年12月から行われ、平成30年12月に完成した。工事費用は9億5千万円。鉄筋コンクリート3階建ての旧校舎から木造2階建ての新校舎に建て替えたため、学校敷地の拡張も行った。現在、プール工事が進行中で今年6月に完成予定。二期工事は特別室や給食室などが入る校舎を建設し、平成31年秋以降の着工で、木材調達を行っている。学校が地域のシンボルになるよう、二期工事では時計台を建設する予定。(高崎新聞クールチョイスニュース)

 

 

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