隠れた名所でまちの魅力アップ
(2015年11月13日)
名所旧跡案内板を設置
高崎市は、市内の地域資源を掘り起こし、まち歩きなどの観光に役立つ「名所旧跡案内板」を、年度内に183カ所に設置する。
この案内板は、市内を散策する観光客の利便性を高め、あわせて住民が地域をより深く理解し郷土愛を育むもの。高崎市では、各町内から地域の誇りとなり、歴史文化を伝承していきたい名所旧跡を選んでもらい、高崎学博士や専門家の意見を取り入れて、準備を進めた。設置場所についても区長や地域住民と検討を行った。
案内板が設置される183カ所の中には、著名な場所だけでなく、住民が守り伝えてきた地域ゆかりのお堂や石碑などもあり、高崎を再発見するものとなっている。路地の奥にひっそりとたたずむ名所旧跡もあり、隠れた名所を探す楽しみが増えそうだ。
案内板は10月から設置が始まり、これまでに10カ所程度が完了。これからまち歩き観光が多い、まちなかから順次設置し、1日に4カ所から6カ所程度のペースで、年度内に完了させる。今後、高崎市ホームページに案内板のマップを掲載する予定。
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