119番通報者の位置特定を高度化
(2018年11月26日)
電柱位置情報システム導入
群馬県内の6消防本部(高崎市等広域・利根沼田広域・渋川広域・多野藤岡広域・富岡甘楽広域・吾妻広域の各消防本部)で共同運用する「たかさき消防共同指令センター」は、119番通報者の位置特定の制度を高めるため、電柱位置検索システム「アットサーチ」の運用を12月1日から開始する。
このシステムはTEPCO光ネットワークエンジニアリング株式会社が提供するもので、119番通報時に近くの電柱に付された管理番号を伝えてもらい、同社のデータベースを活用して電柱の位置情報を検索し、通報者の位置を特定する。
目標物の少ない地区や広いエリア、別荘地や山間部など広大な土地に同一の地番が付されたエリアなどで、効果が期待される。既設のGPS情報で発信地を特定する「統合型位置情報通知システム」と併用し、より精度の高い通報者位置情報の特定が可能となる。
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